そういえばそうだった何も変わってなかったのっぺりと頬を撫でる風の匂い川へ降りる階段もあったそこに座って煙草を吸っていた軽トラがはしるだけの幅田圃の土背の高いススキ心は拐われたんだと思ってたここに忘れてただけだった
僕は田んぼの道に立っていた風と同じ方へ歩いた用水路に泳ぐ魚を見てた誰かが遠くで話してた白線のこっち側で向こう側を見てたそこはまだ若い僕には関係ない遠い世界この日常に吹く風を僕が通る用水路沿い学校休んだ日の小さな世界何処へでも行ける灯台のあ…
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