コーヒーカップに昨夜の熱を浮かべて午前の気怠さに身を寄せる網戸越しに干しっぱなしの洗濯物が揺れている近づいてくるサイレン僕の所にやってきそうだこの郊外の土地からも華やいだ街が見えるんだ気を抜いたら寒さはすぐにやってきてまた一年前と同じ空気…
音も聞こえない海底で踊るように泳ぎ太陽の光も届かない海底に永い煌めきが見えた名前がないからみんなは僕をゾウって言う僕はゾウが好きだから悪くない黒いリフレインが唸りを上げ歴史を歌い出した本当はたった二人の世界に押入れで書き上げられた歴史
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