ドアを開けると風が吹いたコンクリートが笑ってるゴミ捨て場に平和の文字長い横断歩道を渡る信号が赤になる前に取り残されてしまう前に赤い軽自動車が交差点を左に僕は電線の下を行くランドセルが歩いてるいつかの僕等が歩いてるフルーツミックスは栄養ドリ…

想像を繋げていく作業その途中の道に落ちてる札束をズボンのポケットに入れた食品加工場のタイル張りの床に落ちている肉片何を意味するのか昼間の雑踏の中で巡り巡ってそれらが形を成して声となって出てくるまでにどの辺りまで歩けるだろう

昨夜の夢の横断歩道をあの娘と走ったそれは初恋の絵だったダラダラやってるうちにマグカップの底に沈殿してた少年の恋を熱湯で溶かしてやれ

砂を踏み進み火を吹き続けるいつもと違う汚れた机で青い服着てメロンパン食べる人パッと見では乾いてるように見えるけど内側の具合が悪いそいつが悪さする

部屋を水でいっぱいにして水槽みたいにしてブクブクまでつけてスイッチを消してドアを開けて全部なくなってそれをひっくり返してトレイに置いてアナタの前に差し出したいその時アナタはどんなジョークを見せてくれるだろうか

黄金のドアノブに手をかけて悪党共が飛び出したサヨナラサヨナラこんな街とは今夜でオサラバ夜の車で誰もいない街

あの季節の隠れてた季節の匂いだね雨に濡れた烏が電線を揺らしてるシールドはベルデンホームに立ってた電車が横切っていったものすごいスピードだった怖くなってきた

信号機のチカチカに惑わされて進み方を忘れた騒がしい夜の始まり今夜も全ての街の丘の上で一人少年達が吠えている

風と風の合間に揺れてるズレない方が利き目らしいなんにも思いつかないいつもと違うところで寝てみたいい案が浮かばないかと、ね風邪ひいたここはどこです

水中、飛んでる同じところくるくる回るそれだけの遊び

何もかもが輝きを失い布団の中で頭を抱えた行く当てなく飛び出し夜の田舎道を一人です誰にも見られないよう海までの道を自転車で急ぐ理由もないけれど落ち着かず立ち漕ぎで自己嫌悪のドライブで青い心は真っ二つだよ同じ曲ばっか聴いてたCDは6曲目が聴けない…

お風呂の中授業中電車の中帰り道何千回も繰り返しまた振り出しに戻った最新のイメージ